紅葉の旧閑谷学校
(2008年11月5日撮影)


岡山県備前市の静かな山あいに、特別史跡・旧閑谷(しずたに)学校があります。閑谷学校は、江戸時代前期、岡山藩主・池田光政によって開かれた日本最古の庶民のための学校です。

現存する建物のうち、ひときわ目につくのが、備前焼の瓦が美しい、どっしりした構えの講堂で、これは国宝に指定されています。

ここはまた秋の紅葉の名所でもあります。中国曲阜の孔子林の実を持ち帰って育てられたという、一対の巨大な楷(かい)の木は、左が深紅に、右が黄色に色づくという、珍しい紅葉ぶりで知られています。

訪れた日は、紅葉だよりがちょうど“みごろ”になったばかりで、まだ色づきもやや浅いようでしたが、それでもその色合いの対比の美しさ、スケールの大きさには圧倒されました。

その眺めのスライドショーを、下の写真をクリックしてご覧ください。




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